万床

万床は上下2分割されたベッドボードがそれぞれ揺り籠式に横へ回転することにより移乗動作や体位変換を支援できます。揺り籠式は人を外に振り落とす感覚が無く、逆に内側にホールドする感覚が得られる為、心地よく使用することが可能です。その為安全に安心して使用でき、操作時間を長くかけずに簡単に使用することが可能です。

Breakthrough画期的な移乗支援機能

万床は、従来の介護ベッドの常識を超える “マルチポジション機能”を備えた次世代ベッドです。
単なる左右傾斜ではなく、吊り下げ支点を中心にハンモックのように動く独自構造は、「外へ振られる」不安を生まない、
“内側へ抱きとめる” 心地よさ を実現しました。この画期的な傾斜機構により、移乗・体位変換・寝返り支援といったケアの重要場面で、介助者が無理な姿勢を強いられることなく、利用者も不安や恐怖を感じずに安心して動作できます。
“姿勢を変えるベッド”から“介護の負担そのものを変えるベッド”へ、万床は利用者と介助者のどちらにも優しい未来のケアをたった一台で実現します。

Function様々な機能

  • 昇降機能
  • リクライニング機能
  • 膝上げ機能
  • 脚上げ機能
  • 体位変換支援機能
  • 移乗支援機能

Storyストーリー

日本が直面する高齢化問題は、いわゆる「人生100年時代」の中でより深刻さを増しています。人口の少ない若年層には仕事の負担が重くのしかかる一方で、介護を必要とする人口も増え続けています。この相反する状況をどのようにすれば明るい未来につなげられるか――私たちは、自分たちにできることを真剣に考えました。

その答えの一つが、テクノロジーの力で負担を少しでも減らし、快適性を損なわないことでした。これからの20年を見据え、社会の一端を支えられる準備を始めたのです。

最初に取り組んだのは、機械的に人を支えるのではなく、人を中心に、快適に支援できる構造を生み出すことでした。重力に逆らわず、最短で使えるシンプルな機構を目指し、さらに身体構造に沿った安全な動作を実現することを追求しました。

こうして辿り着いたのが、上下2分割構造による揺り籠式のサイド傾斜機構です。この構造は、揺り籠のように心地よくベッド面が横へ傾き、移乗の際には人が人を持ち上げる必要がなく、軽やかなトランジットが可能になります。上下2分割のボードは身体の自然な捻れに寄り添い、やさしく脚をベッドサイドへ導いてくれます。

本製品は、人の不自然な姿勢を強いることなく、ベッドが多次元的な姿勢を実現することで、負担を大幅に軽減します。商品名「万床」(商標登録済)の通り、生涯にわたり快適で温かみのある“癒される床”を提供し、明るい未来に貢献できることが私たちの願いです。

Point在宅介護・施設介護で選ばれる理由|万床が活躍する利用シーン

万床は、介護施設だけでなく在宅介護の現場でも導入しやすい介護ベッドです。
日常生活の中で繰り返される「起き上がる・立ち上がる・ベッドから降りる」といった動作は、利用者にとっても介助者にとっても大きな負担になります。

在宅介護では、限られたスペースと人手の中で、安全かつ無理のない介助が求められます。万床は、介助動作を最小限に抑えられるため、ご家族による介護やお一人暮らしの高齢者にも適しています。
一方、介護施設では、日々多くの移乗・体位変換が発生しますが、万床を使用することで、スタッフの身体的負担軽減やケアの安定化につながります。

また、万床は「介護が必要になってから使うベッド」ではなく、将来を見据えたリビングベッドとしての使用にも対応。生活の延長線上で使い続けられることが、多くの現場で評価されています。

 

Design philosophy介助者の身体負担を考えた設計思想|腰痛・転倒リスクへの配慮

介護現場における大きな課題のひとつが、介助者の身体的負担です。
特に移乗や体位変換を繰り返すことで、腰痛や膝・肩への慢性的な負荷が蓄積し、離職や人手不足の原因になることも少なくありません。

万床は、介助者が「力で支える」ことを前提としない設計思想のもとで開発されています。利用者の動きを自然に誘導することで、持ち上げる・引き寄せるといった動作を減らし、無理のない姿勢での介助を可能にします。

その結果、介助中の転倒リスクやヒヤリハットの軽減にもつながり、現場全体の安全性向上に寄与します。
介護の質を保ちながら、働く人の身体を守る——万床は、長く続けられる介護環境づくりを支えるベッドです。